こんにちは、元塾講師・現プロ家庭教師のひかるです。

もう限界…
退職代行を使おうかな…
そのように悩んでいる塾講師の多いのではないでしょうか?
塾業界・受験業界はブラックで有名で離職率も高いので、退職代行を使おうかと考える人も多いですよね…
今回の記事では、
- 退職代行とは何か
- 塾講師が退職代行を利用するときに気を付けるべきこと5つ
がわかります。
最近話題の退職代行を、うまく利用して辞めたいかたの参考になれば幸いです!
退職代行ってどんなサービス?


退職代行って、何をしてくれるの?
聞いたことはあるけれど、「退職代行」が何をしてくれる会社なのか、よくわからないと言う人も多いでしょう。
「退職代行」は、
依頼者にかわって(代行して)、会社に退職の意思を伝えるサービス
です。
新卒の新入社員が、4月にすぐに退職代行を利用して、最近話題になっていましたね。
退職代行を利用したら、依頼者は自分の会社と連絡を取る必要がありません。
会社から借りていたものを返したり、会社に置いていたものを返したもらったり、書類のやり取りなどは郵送で行います。
- 辞めたいけれど辞めさせてもらえない
- 退職を伝えると脅された
- ハラスメントがあり言い出しにくい
- 会社の人とは話をしたくない
- 出社しようとすると体調が悪くなる
というような、自分では退職を会社に伝えにくい人が退職代行を利用しています。
塾業界・受験業界は、人の出入りが多い世界です。
実際、退職代行を利用して、会社(塾)を辞めた人もいます。
退職代行がメディアで露出すると、退職代行を利用する人は、これからますます増えていくでしょう。

塾講師が退職代行を利用するときの注意点5つ

では、塾講師が退職代行を利用するとき、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?
塾講師が退職代行を使って辞めるときに注意しないといけないのは…
- 退職する気持ちを固める
- 退職のタイミングを考える
- きちんと辞められる退職代行会社を選ぶ
- 荷物をある程度整理しておく
- 授業の引継ぎできるようにしておく
の5点です。
掘り下げて見ていきましょう。
退職する気持ちを固める
まず、自分の中で退職する気持ちを固めてから、退職代行を利用した方がいいです。
退職代行に依頼して、「〇〇さんが御社を退職したいとおっしゃっています」と会社に伝えられると後には戻れません。
「やっぱり辞めません!引き続きよろしくお願いいたします!」とは言えないですよね…
退職代行の会社も、退職の意思の最終確認はしてくれます。
でも、その前に「私はもうこの会社とはお別れする!」という決意はしておきましょう。
退職のタイミングを考える
退職代行を利用するということは、会社に対して憎んだし恨んだりしている人も多いはずです。
もしかしたら退職代行を使うことで、いわゆる「リベンジ退職」をする人もいるかもしれません…

退職代行を使って「円満退社でした!」はあり得へんやん
でも、担当している子どもたちや保護者には、迷惑をかけたくないものです。
講師が変わると、授業のやり方や宿題の質・量、生徒・保護者への対応まで変わってしまいます。
せっかく慕ってくれていた子どもやご家庭を、がっかりさせたくはありません…
ですので、退職のタイミングを考えてから、退職代行に依頼するといいでしょう。
最も子どもたちや保護者に迷惑にならないのが、「年度末・年度替わり」です。
受験が終わったタイミングや学年が変わるタイミングなら、担当講師が変わっても不自然ではありません。

会社にとっては、年度末であれ、年度途中であれ、退職は痛手ですが
また、「年度末・年度替わり」に退職することで、自分自身も次の職場で働きやすくなります。
塾業界で働き続ける場合には、新年度・春期講習あたりから働き始められます。
また、他の業界に転職する場合にも、新年度の4月から転職しやすいです。
ですので、退職代行を利用するときには、辞めるタイミングを考えておきましょう。
※塾講師が退職すべきタイミングについては、こちらの記事もどうぞ↓
きちんと辞められる退職代行会社を選ぶ
後には戻れないという意味では、しっかりと辞められる退職代行会社を選ぶことも大切です。
もし退職代行の会社が失敗して「やっぱり退職できませんでした」となったら、再び自分で会社と連絡を取るか、別の退職代行を探さなければなりません…
実績が豊富で、退職代行の成功率が高い会社を選びましょう。
たとえば、退職代行モームリは、退職代行の成功率100%を継続中です。
毎月、数千人もの退職の相談を受けているので、実績も豊富です↓

荷物をある程度整理しておく
退職するときには、会社から借りていたものを返す、会社に置いてある私物は持ち帰る必要があります。
でも、「退職代行を利用する=もう出社はしない」という意志表示です。
ですので、出勤できる間に、荷物をある程度整理しておかなければなりません。
自分で持ち帰れるものに関しては、先に持ち帰っておくといいでしょう。
私は体調を崩してしまい退職した際、会社(塾)に荷物の整理をしてもらいました。
ただ、私物の26穴パンチは、戻ってきませんでした。
今も職場で誰かが使っているのかもしれませんが、「返して」とは言えませんよね(笑)

急な退職で、迷惑をかけましたし…
退職代行を利用した場合、基本的に郵送で書類や物のやり取りを行います。
そのときに、会社が私物と備品と区別できるように、事前に整理しておくといいでしょう。
※退職代行モームリの特集記事はこちら↓
授業の引継ぎできるようにしておく
さきほど子どもたちや保護者に迷惑をかけないように、退職のタイミングに気を付けたいと書きましたが、授業の引継ぎもきちんとしておきたいですね。
- 授業の進度
- 授業・宿題の進め方
- 子どもたちの特徴・成績
- 注意すべき保護者
- クラスで続いている懸案事項
など、会社や次に担当する講師が困らないように、最低限の内容だけでもまとめておくといいでしょう。
また、授業以外にも役職やプロジェクトを抱えている場合には、その引継ぎも必要です。
私自身は体調が悪くなり、ろくに引継ぎせずに退職したので、エラそうなことは言えませんが…
まとめ:塾講師が退職代行を利用するときの注意点5つ!【元塾講師が解説】
転職して、いつくかの会社で働くのが一般的になってきました。
私の周囲でも、転職を経験している塾講師たちがほとんどです。
退職代行を利用する塾講師も、これからますます増えていくでしょう。
実績も豊富で、退職代行の成功率が高い会社を選ぶといいでしょう。
退職代行モームリは毎月数千人の退職相談を受け、退職成功率100%を継続中です↓
