こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
家庭教師のアルバイトを探したいけど、どうやって生徒を探したらいいの?
そのようにお悩みのかたも多いのではないでしょうか?
今回の記事では…
がわかります。
家庭教師のアルバイトで生徒を見つける方法はいくつかあります。
ぜひ生徒を見つけて、家庭教師のアルバイトをスタートしてみてくださいね!
プロ家庭教師の私が解説します
家庭教師アルバイトで生徒を募集する方法
さっそく家庭教師の生徒を見つける方法を見ていきましょう。
家庭教師の生徒を探す方法は…
- 紹介してもらう
- マッチングサイトを利用する
- 自分のウェブサイトやSNSで募集する
- 家庭教師センターに登録する
の4つです。
1つずつ掘り下げて見ていきましょう。
紹介してもらう
まず、知っている人に、直接紹介してもらう方法です。
- 親戚
- 近所の人
- 知り合い
などから、紹介してもらうのが一般的ですね。
近所に〇〇くんっていたやろ?
あの子が中3になるねんどけ、あんたヒマやったら教えたってくれへん?
また、大学生の場合、通っている大学で家庭教師のアルバイトを斡旋(あっせん)してくれることがあります。
大学に生徒を紹介してもらって、アルバイトを始める人もいます。
紹介してもらう場合、いわゆる「個人契約」になります。
時給や指導時間、交通費などの条件は、ご家庭と相談して決めます。
マッチングサイトを利用する
また、マッチングサイト・アプリを利用するという方法もあります。
マッチングサイトというウェブ上の「場」を利用して、家庭教師を探しているご家庭と、生徒を探している講師をマッチングできます。
マッチングサイト・アプリを利用する場合も、契約自体は「個人契約」です。
さきほどの紹介の場合と同じように、時給や指導時間、交通費などの条件は、ご家庭と相談して決めます。
自分のウェブサイトやSNSで募集する
自分でホームページやブログを作って、生徒を募集する方法もあります。
最近では、SNSを利用することも可能です。
この場合も、「個人契約」になるので、募集から時給などの条件まですべて、ご家庭と相談して決めます。
家庭教師センターに登録する
テレビCMでおなじみの「家庭教師のトライ」のような、家庭教師センターに講師として登録します。
そして、条件にあった生徒を、会社から紹介してもらいます。
時給や指導時間などは、主に家庭教師会社がご家庭と相談して決めます。
会社は「仲介手数料」として、ご家庭が支払った料金からマージンを取っています。
その差し引いた金額が報酬として講師に支払われます。
それぞれの見つけ方のメリット・デメリット
次に、それぞれの募集方法のメリット・デメリットをチェックしていきましょう。
紹介のメリット・デメリット
誰かに紹介してもらう場合のメリット・デメリットは…
メリット | ・手数料がなく手取りが増える ・紹介なので信頼できる |
デメリット | ・タイミングよく紹介してもらえない ・指導のサポートは受けられない ・こじれたら後が気まずい |
ということです。
さきほど少し触れたとおり、家庭教師センターやマッチングサイトを利用すると、ご家庭が支払う料金から仲介手数料が差し引かれたぶんが、講師に支払われます。
でも、紹介の場合には、いわゆる「個人契約」になります。
手数料が引かれることなく、お互いの相談で料金や条件を決めることができます。
つまり、双方がお得なWin-Winの料金設定をすることができます。
その料金のすべてが、すべて手取りとなります。
また、紹介なので、安心して引き受けることができるでしょう。
ただ、そんなに都合よく、生徒を紹介してもらえるとは限りません。
待っていても、ぜんぜん紹介してもらえない、ということもあります。
そんなに都合よく相談されることってないやん
また、家庭教師センターを利用する場合と違い、会社のサポートを受けられません。
指導の方法や教材、入試システムなど、自分で手探りで進める必要があります。
知り合いの紹介だからこそ、指導がうまくいかなかったり、仲がこじれたりしてしまうと、後が気まずいということもあるでしょう。
マッチングサイトを利用するメリット・デメリット
マッチングサイト・アプリを利用して、生徒を探すメリット・デメリットは…
メリット | ・手数料が少なく手取りが少し増える |
デメリット | ・指導のサポートは受けられない ・ご家庭の情報の信頼度△ ・トラブルは自分で対応しなければならない |
マッチングサイト・アプリを利用する場合、「利用料」がかかります。
ただ、家庭教師センターを利用した場合の仲介手数料ほどは、高くありません。
家庭教師センターを利用すると、毎月の料金からマージンを差し引かれます。
でも、マッチングサイト・アプリなら、マッチングが成立したときだけ「利用料」がかかり、それ以降はかからないサイト・アプリが多いです。
紹介料は5,000~10,000円くらいが多いようです。
完全無料の掲示板などもあります
マッチングサイト・アプリを利用しますが、基本的には「個人契約」です。
さきほどの紹介で生徒を探す場合と同じように、ご家庭とWin-Winの料金設定にすることができます。
ただ、マッチングサイト・アプリは、基本的には紹介するだけです。
研修やマニュアルなどはありませんので、自分で模索しながら指導しなければなりません。
どの募集方法も一長一短やな
また、トラブルが起きた際も、派遣会社が間に入って仲裁してくれるわけではありません。
あくまで自己責任で、対応しなければなりません。
自分のウェブサイトやSNSで募集するメリット・デメリット
自分のウェブサイトやSNSで生徒を集める方法のメリット・デメリットは…
メリット | ・手数料がなく手取りが増える |
デメリット | ・サイト構築が手間 ・個人のサイトやSNSは信用されにくい ・トラブルは自分で対応しなければならない |
自前の営業をツールを使う場合も、「個人契約」になります。
ですでの、家庭教師センターを利用するよりも、ご家庭にとっては安く、講師にとっては高く料金を設定できます。
手数料がなく、すべて自分の手取りとなります。
ええやん
ただ、ホームページやブログを整備するのは、そこそこ手間がかかります。
それに、サイトを作ったからといって、そんな簡単に検索で上位に表示されるわけではありません。
また、個人サイトやSNSの情報だけでは、ご家庭には信用してもらいにくいでしょう。
私も個人サイトを運営していますが、問い合わせてくださるかたは少数です
また、トラブルが起こった場合も、やはり自分だけで対応しなければなりません。
個人契約はあくまで自己責任です。
家庭教師センターに登録するメリット・デメリット
家庭教師の派遣会社に登録して、生徒を紹介してもらうメリット・デメリットは…
メリット | ・生徒を紹介してもらいやすい ・スタッフに指導をサポートしてもらえる ・トラブルを仲裁してもらえる |
デメリット | ・仲介手数料で手取りが少ない ・センターへの指導報告がやや面倒 |
まず、家庭教師センターを通すことで、ご家庭に信用してもらいやすくなります。
会社によっては、在学証明書や卒業証明書を提出させ、学歴詐称を防いでいます。
また、大手の派遣センターほど、たくさんの案件を抱えています。
ですので、すぐに生徒を紹介してもらえる可能性が高くなります。
電話やメールで、自分に合った生徒を紹介してもらえます
また、採用のときには研修があり、指導の方法をアドバイスしてもらえます。
入試システムや受験校の情報なども、手に入りやすいでしょう。
ご家庭との間にトラブルが起きた場合にも、会社のスタッフが仲裁してくれます。
一方、ご家庭が支払った料金から、派遣会社が「仲介手数料」として毎月マージンを取ります。
その残りが講師の報酬になるので、手取りが少なくなってしまいます。
ご家庭が支払った料金の半分近くを、手数料として得ている会社もあります。
けっこう取られるやん…
また、家庭教師センターのスタッフも、指導の状況を確認するために、講師は指導報告をしなければなりません。
オンラインで報告する会社がほとんどになっていますが、中にはいまだに紙ベースで郵送or持参というアナログな会社もあります。
プロがおすすめする家庭教師バイトの始め方
では、どの方法が1番、家庭教師のアルバイトを始めやすいのでしょうか?
プロ家庭教師の私がおすすめするのは…
家庭教師センターに登録する方法
です。
もちろん私のように、プロ家庭教師(個人事業)としている場合には、個人サイトに問い合わせてくださったり、口コミや評判で紹介していただけることもあります。
ただ、本業でなく、アルバイトとして家庭教師をする場合、自分で営業してもなかなか生徒は集まりません。
家庭教師センターに登録したほうが、はやく見つかる可能性が高くなります。
大手の会社や、複数の会社に登録しておくと、さらにすぐに紹介してもらえます
また、指導の経験がまだないかたの場合、会社がサポートしてくれるのは助かります。
「自由にどうぞ」と言われても、何をどう指導すればいいのか、わからない人も多いでしょう。
- 教材選び
- 指導のマニュアル
- 入試システム
- 学校の情報
など、指導に関することを相談できるのは、家庭教師センターを利用できる強みです。
個人契約だと、自分で調べたり、考えなければなりません。
また、指導しているとうまくいくことばかりではありません…
- ご家庭にうかがうと不在
- しょっちゅう当日キャンセルがある
- 支払われた金額が違っていて言い出しにくい…
- 子どもが親と講師に対して違うことを言ったりウソをついたりする
- ご家庭からの要求やクレームが強すぎる…
など、トラブルが起きることがあります。
トラブルで指導どころちゃうやん…
家庭教師センターに登録していれば、ご家庭と講師の間に入って仲裁してくれます。
講師側に非がなければ、理不尽なクレームからは立場を守ってもらえるでしょう。
でも、個人契約では、すべて自己責任なので自分で対処しなければなりません。
ケンカ別れになって、指導料を支払ってもらえなかった…なんてこともあり得ます。
ですので、家庭教師センターに差し引かれる「仲介手数料」は、「安心手数料」だと考えるといいでしょう。
- 営業(生徒集め)
- ご家庭との打ち合わせ
- お金のやり取り
- 学習相談・受験相談
- トラブルのフォロー
そういった事務的な作業や、指導のサポートを、会社が代わりにやってくれるのは助かります。
講師は指導に集中することができます。
まとめると…
そういうかたは、家庭教師センターに登録して、生徒を探すといいでしょう。
まとめ:生徒はどうやって探す?家庭教師アルバイトの始め方
今回の記事では、生徒の見つけ方を紹介してきました。
どの募集方法も一長一短で、メリットもデメリットもあります。
ただ、本業として家庭教師の仕事をするわけではないのなら、家庭教師センターに登録してアルバイトを始めるのをおすすめします。
すぐに案件を紹介してもらえる可能性が高くなります。
また、事務的な仕事やトラブル対応は、会社がやってくれるので、講師は指導に専念できます。
みなさんが家庭教師のアルバイトで、いいスタートを切れることを応援しています!