こんにちは、プロ講師のひかるです。

アルバイトってしたほうがいいの?
メリット・デメリットが知りたい!
アルバイトをしようかどうか悩んでいる大学生も、多いですよね。
今回の記事では…
がわかります。
アルバイトをするメリット・デメリットだけでなく、アルバイトをしなかった場合のメリットとデメリットも紹介します。
私も大学生の頃に、いろいろなアルバイトをしました。
そのときに家庭教師のアルバイトを経験し、今、「プロ家庭教師」として本職にしています。

有意義な大学生活を送ってくださいね!
大学生がバイトをするメリット

まず、大学生がアルバイトするメリットから見ていきましょう。
大学生がバイトしてみるメリットは…
- 働いて稼ぐことの大切さを知れる
- 自由に使えるお金が増える
- 出会いがある
- ビジネスマナーが身につく
- 自分がどんな仕事に向いているか気づける
- 就職活動でアピールできる
の6つです。
1つ1つ見ていきましょう。
働いて稼ぐことの大切さを知れる
働いて初めて「お金」のありがたみを感じます。
たとえば、時給1,000円で1日3時間のバイトをしていたとします。
すると、居酒屋で友達と3,000円で飲んだときに…

あぁ…
私が3時間働いて稼いだ3,000円が消えていった…
と、自分で稼いだお金だからこそ感じることができます。
また、親のありがたみを感じる人もいます。
お父さん・お母さんが働いていたおかげで、学校や塾に行き、習い事をして、遊べていたんですよね…

ありがとう…
おかん…おとん…
自由に使えるお金が増える
大学生になると、あれこれお金が必要になりますよね。
オシャレもしたいし、サークル活動もしたいし、旅行もしたいし、1人暮らしもしたいし、デートもしたい…
お小遣いだけだと、なかなかお金が足りない人も多いでしょう。
バイトをすれば、自由に使えるお金が増えます。
アルバイトをする目的が、「親に気兼ねなく使える金が欲しい!」という人は多いですよね。

出会いがある
大学に通うだけでも、交友関係は広がります。
いろんな地域出身の友達は増えますし、サークルや部活動で先輩・後輩とのつながりもできます。
でも、アルバイトをすることで、大学以外での交友関係が広がるでしょう。
ふだんはなかなか話すことのない他の大学に通う子とも、出会うことができます。
新しい出会いきっかけで、世界が広がるかもしれません。

バイト先で、恋人できたらステキやん
ビジネスマナーが身につく
バイトの種類によっては、ビジネスマナーが身に付きます。
たとえば、事務系のアルバイトの場合には「電話対応」の力が身につくでしょう。
- 内線のつなぎ方
- 担当者がいない場合の対応
- 電話を静かに切る方法
スマホで家族や友達としか通話しなかったり、LINEやメールでしか連絡していないと、「電話対応」の仕方ってなかなか身についていないですよね…
また、同世代の人だけでなく、いろいろな年代の人と接することがあります。
- 正社員
- パートの主婦・主夫
- フリーター
- お客さん
そういう世代の違う人たちとコミュニケーションできるのも、バイトの魅力です。
挨拶や敬語の使い方など、高校生の頃にはあまり意識していなかった作法を、アルバイトを通して身につける人も多くいます。
自分がどんな仕事に向いているか気づける
自分がどんな仕事に向いているかって、なかなかわからないですよね。
アルバイトを通して、自分の「適性」に気づく人もいます。
たとえば、私自身がそうでした。
私も大学時代に、いくつかのアルバイトをしました。
- 運送会社
- ティッシュ配り
- 家庭教師
- デジカメ販売
いろいろ経験してみた結果、「人に何かをわかりやすく伝える工夫をするのが楽しい」ことに気づきました。
それまでは、人と話をするのが苦手だったのですが、家庭教師の仕事なら、子どもたちや保護者とあまりストレスを感じることなく話すことができたんです。
働いてみないとわからない、新発見でした。
その後、私は塾講師として就職し、現在は独立してプロ講師として活動しています。
皆さんもアルバイトをすることで、自分でも知らなかった意外な才能に気づけるかもしれません。
就職活動でアピールできる
アルバイトで得た経験を、就職活動でアピールできるというメリットもあります。
たとえば、接客のアルバイトで、コミュニケーションの大切さに気付き工夫したのなら、自己PRに使えるかもしれません。
塾講師のアルバイトで教材を工夫した経験を、「プレゼン能力」として昇華できるかもしれません。
また、お世話になっていたアルバイト先に、そのまま就職する人もいます。

バイトしていた居酒屋や学習塾に、そのまま入社した先輩もいます
職場の雰囲気も知っていますし、社員も自分のことをよく知ってくれています。
居心地のいい職場で、仕事に取り組めるのもいいですよね。

大学生がバイトをするデメリット

次に、大学生がアルバイトをするデメリットを見ていきましょう。
大学生がアルバイトをして感じやすいデメリットとしては…
- アルバイトに時間を奪われる
- 「仕事=時間の切り売り」だと思ってしまう
の2つです。
掘り下げて見ていきましょう。
アルバイトに時間を奪われる
大学生の本分は、もちろん「学業」です。
1・2年生の頃は講義が忙しく、3・4年生になると研究や教育実習、就職活動で忙しくなってきます。
そんな中、拘束時間が長いアルバイトや、体力的にハードなアルバイトをすると、他の大切なことに時間を使えなくなる可能性があります。
バイトにのめりこみ過ぎて、あわや留年…ということにもなりかねません。

実際、深夜までバイトし過ぎて留年した人はいます
学業がおろそかになってしまっては、本末転倒ですよね。
ほどほどに働けるアルバイトを選んでおく方がいいでしょう。
「仕事=時間の切り売り」だと思ってしまう
アルバイトのほとんどは「時給」仕事です。
つまり、「自分の時間を提供して、その対価を得る仕事」です。
自分の時間を使って働くことはもちろん大切なことです。
でも、病気やケガで働けなくなると、収入を失ってしまうことを意味します…
実は、自分の時間を切り売りする以外にも、収入を得る方法はあります。

え?
どういうことや?
いわゆる「不労所得」という収入です。
「不労所得」とは、自分が働いていない時間にも収益を生む方法があるということです。
たとえば…
などです。
これらは「種」をまいておくと、あとで収入が得られるタイプの働き方です。
「不労」と書くと誤解されるかもしれませんが、きとんと勉強して作業する必要はあります。

ギャンブルとは別物なので、気を付けてね
アルバイトをしてしまうと、どうしても「仕事=時間の切り売り」だと思い込んでしまいがちです。
時間に比較的に余裕がある大学生活の間に、「時給」仕事以外にも、どんな働き方があるのか考えてみてもいいでしょう。
大学生がバイトをしないメリット

今度は、アルバイトをしない前提で考えてみましょう。
大学生がアルバイトをしないメリットは…
他のことに時間を使える
一択です。
さきほど「アルバイトするデメリット」でお伝えした通り、バイトによっては、かなりの時間や体力を奪われます。
大学生は自由に使える時間がそこそこあるとはいえ、時間は有限ですよね…
大学の講義や研究だけでなく、将来に向けて資格試験の勉強をすることも大切です。

ほら、TOEICとか
大切な資格や検定に合格しておけば、就職してから高収入を得られる可能性もあります。
大学時代にバイトで稼ぐよりも、高い生涯賃金を狙うのもアリでしょう。
もちろん、やりたくないアルバイトを無理にする必要はありません。
大学生がバイトをしないデメリット

では、大学生がアルバイトをしないデメリットは何でしょうか?
大学生がアルバイトを経験しないデメリットは…
- 「働く」経験が得られない
- お小遣いや仕送りに引け目を感じる
- 自由に使えるお金が増えない
の3つです。
もう少しくわしく見ていきましょう。
「働く」経験が得られない
「アルバイトするメリット」で紹介した通り、バイトで働くメリットはいろいろありました。
たとえば…
- 働いて稼ぐ大切さを知れる
- 出会いがある
- ビジネスマナーを学べる
- 自分の適性を知れる
- 就職活動でアピールできる
などでしたね。
バイトをしなければ、このようなメリットを気づくことができません。
ただ、アルバイトだけがすべてではありません。
部活動やサークル、ボランティア活動などでも、出会いがあり、自分の適性を知り、就活での自己PRに使える経験を積むことはできます。
お小遣いや仕送りに引け目を感じる
お小遣いや仕送りをもらっていると、引け目を感じることもあります。

俺、おかんとおとんに負担をかけ続けてるやん…
そう感じて、アルバイトをする大学生もけっこう多いものです。
自分でお金を稼ぐことって、「自己肯定感」が高まります。
ただ、お母さんやお父さんは、わが子がアルバイトをすることを望んでいない場合があります。

アルバイトなんかしないで、勉強して将来につながる資格を取れ
お小遣いや仕送りをしてもらえる大学生の間に、親にしっかりと甘えて、アルバイト以外の大切なことに時間を費やしてもいいでしょう。
自由に使えるお金が増えない
アルバイトをすると、ひと月で数万円を稼ぐようになります。
たとえば、5万円あれば、服を買ったり美容院に行ったりする余裕が出ますよ。
試合で合宿・遠征したり、飲みに行ったり、遊びに行ったり、デートしたり…
大学生もお金がかかりますよね。

ひとり暮らしもしてみたいやん…
アルバイトをしないと、なかなか自由に使えるお金が増えません。
まとめ:大学生がアルバイトをするメリット・デメリット
アルバイトをするメリット・デメリットだけでなく、バイトをしないメリット・デメリットも紹介してきました。
たくさんの大学生がアルバイトを経験します。
ただ、アルバイトをするにしても、大学生の間にすべきことの優先順位をはっきりさせておくといいでしょう。
みなさんが、充実した大学生活を送れることを応援しています!
